「日本侠客伝」シリーズ(64 年-)、「仁義なき戦い」シリーズ(73 年-)などを手掛け、東映黄金期の礎を築いた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットが、60年の時を経て映画化!『十一人の賊軍』より、ゆりやんレトリィバァの出演が解禁、山田孝之・仲野太賀・玉木宏・阿部サダヲら13名のキャラクタービジュアルも到着した。
明治維新の中で起きた“戊辰戦争”の最中、新発田(しばた)藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件・奥羽越列藩同盟軍への裏切り=旧幕府軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた罪人たちが「決死隊」として砦を守る任に就く物語—豪華俳優陣の出演が発表されている本作。キャスト陣の中に最後に名を連ねるのは、ゆりやんレトリィバァだ。2013年3月に行われた「NSC大ライブ2013」で優勝し、養成所を首席で卒業。その後、女性ピン芸人として史上初であった「第47回NHK上方漫才コンテスト」で優勝し、さらには「女芸人No.1決定戦 THE W」では王者の座に輝く。2019年には「アメリカズ・ゴット・タレント」出場を果たした。お笑い以外の活動でも注目を集め、最近では本作の監督を務めた白石和彌とタッグを組んだNetflix「極悪女王」が全世界配信され、主演のダンプ松本役を務めた彼女の熱演はSNSで大絶賛の嵐。さらには今年のカンヌ国際映画祭では本作のプロデューサーである紀伊宗之率いるK2 Picturesとのタッグにより、映画監督にも挑戦することを発表している。そんな活躍が目まぐるしい彼女だが、本作ではなんと新発田の村娘役で出演することが判明した。
戦で疲弊する兵士たちに明るくおにぎりを配る、極悪女王で見せた強烈なヒール役とは真逆の役柄に挑戦。本作の撮影中にはすでに「極悪女王」のプロジェクトが進行中、監督との信頼関係も完璧な状態で撮影に挑んだ。俳優・ゆりやんレトリィバァの熱演を一瞬たりとも見逃すな!
◆ゆりやんレトリィバァ コメント
『十一人の賊軍』おもしろすぎます!!!!
1秒1秒が見逃せなくて、笑って泣いて手に汗握っている間にあっという間に終わってしまいました。観た人誰しも十二人目の賊軍になりたくなるはずです!!!
私も実はおむすびを運ぶ娘役で出させて頂き、うれしすぎました!『一人のおむすび軍』(?)
私の師匠・コロコロチキチキペッパーズナダルさんが未だかつてみせたことがないかっこいい姿にもご注目ください。
地球人全員白石和彌監督に一生ついていきます!
さらに、賊たちの覚悟が刻まれた、13種類のキャラクタービジュアルも到着。決死隊メンバー(=賊軍)である政(山田孝之)と鷲尾兵士郎(仲野太賀)、赤丹(尾上右近)、なつ(鞘師里保)、ノロ(佐久本宝)、引導(千原せいじ)、おろしや(岡山天音)、三途(松浦祐也)、二枚目(⼀ノ瀬颯)、辻斬(小柳亮太)、爺っつぁん(本山力)ら11名と罪人たちの運命と深く関わりを持つ登場人物である山縣狂介(玉木宏)、溝口内匠(阿部サダヲ)ら13名が解禁された。
右側に各キャラクターの顔の半分が配置され、もう半分に本予告で主人公・政が強烈な表情と振り絞るような叫び声で話題となったセリフ「くたばりやがれぇぇ」と共に、各キャラクターの心情溢れるセリフたちが刻まれたインパクトのあるビジュアルとなっている。キャラクターたちの前を見据える鋭い眼光からは覚悟、本気、決意、などが強烈に感じられ、魂震わす155分の極上のエンターテインメントを予感させる。個性とそれぞれの想いが集結したとき、どんな戦いが待っているのか―。
11月1日(金) 全国ロードショー!